読書: Day1 GDPを読み解く。日経新聞1週間ワークショップ
長い間積読していた本です。この断食期間をきっかけにワークブック終了させます!
年齢の割にあまりに無知なので。
<メモ>
・日経平均:わが国を代表する225銘柄の株価を調整後、平均した数字。
トヨタ自動車やパナソニックなど、日本を代表する企業の株価の動きがわかる。
・景気指標面は、毎週月曜日掲載。(休刊日の場合は、その前後。)
・景気指標の分類は、「GDP」「企業活動」「業種別」「雇用」「物価」「金融・市場・国際収支」
<Day1サマリー>
・国内総生産 ( GDP = Growth Domestic Product):ある地域で、ある一定期間(1年間)に生み出された付加価値の総額。
・付加価値:売り上げー仕入れ
・GDP:日本国内で最終的に作り出された財(モノ)とサービスの合計。(輸入品は除く。)
・GNP:日本国民が最終的に作り出した財(モノ)とサービスの合計。(GNP = Growth National Product)*日本国内が外国人が作り出したものはGNPに含まない。日本人が国外で作り出したものは、GDPに含まれない。場所を対象とするのがGDP、人を対象とするのがGNP。
・GDPが伸びないと給料が上がらない。
・GDPは経済成長率である!
・GDPを支える要素。GDP = 民需 + 政府支出 + 貿易収支
作り出された付加価値の3要素とは。
民需:民間の消費と投資。
政府支出:政府の消費と投資。
貿易収支:輸出と輸入の差。
・名目GDP:実際の金額(実額)
・実質GDP:その実額をある時点の貨幣価値でみた場合にいくらになるか。
・インフレ:名目GDP > 実質GDP
・デフレ:名目GDP < 実質GDP
・GDPを支える3つの要素のうち、一番ウェイトが高いのが、民需。特に「家計の支出」
・「家計の支出の動向」は、景気指標面「国内」の3段目の「消費支出 2人以上世帯」。実質GDP、名目GDPとほぼ連動。
・企業活動は、企業の投資の指標である「法人企業統計」と「機械受注」で確認する。
・「営業利益」より「設備投資」より「機械受注」が早く動く。後者2つは先行指標ともなる。
・貿易黒字:純輸出=輸出―輸入
・輸出産業の収益増加:国内グループ企業や取引先に波及し、企業の設備投資や営業利益が増え、従業員の給料も増えて消費支出も拡大する。
・政府支出の動向を反映する景気指標は、「公共工事請負金額」:国や地方自治体などの公共機関が発注する公共工事の動向を示す指標。