はったり日記

はったりだけで生きて来ました…。三十代半ばになって、自分の空っぽさにうなだれている残念女子の日記です。…そもそももう「女子」ではない。

読書:Day5 物価を見る。日経新聞1週間ワークショップ

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やっと意味がわかった「デフレスパイラル」…。

<Day5サマリー>
・「国内企業物価指数」:国内の企業間で取引されているモノの価格水準を示す。日銀の発表。好景気だと高い。
・「企業向けサービス価格指数」:金融・運輸・通信・不動産・広告などの第三次産業が企業向けに提供するサービスの価格水準を指数化したもの。国内企業物価指数より、変動幅は小さい。

・「消費者物価指数」:日本国内のモノとサービスの小売価格の水準を指数化。(by総務省)。
・「消費者物価指数」は「価格調査」「家賃調査」「宿泊料調査」に大別される。
・「価格調査」:全国の小売店や事業所(計2万6000店)で販売されているモノやサービスが対象。ただし生鮮食品は除く。
・「家賃調査」:民営・公営を問わず、様々な種類の賃貸の中から約2万5000世帯を選び、月々の家賃と述べ面積を調べるもの。
・「宿泊料調査」:全国にある旅館やホテル(約530ケ所)を対象とし、大人一人分の平日料金と休前日料金を調査。

・「輸入品物価指数」:様々な種類の輸入品の平均価格を、国内に入ってくる水際段階で調査し、その水準を基準年(2005年)と比べて指数化した数字。
 資源輸入国の日本、石油・天然ガス・鉄鉱石・ベースメタルなどの市場価格が上がるとこちらも上昇する。これがインフレ圧力になること。為替相場の動向。「国内企業物価指数」も傾向は似ている。消費者物価指数があまり上がらない原因のひとつに…

・「需給ギャップ」:実際のGDP(=需要)と潜在的GDP(=供給力)の差。これが広がるとデフレスパイラルに陥る危険性が。
・「潜在的GDP」:その国にある労働力や設備を使って生み出すことが出来るモノやサービスの総額。

・良いインフレ:景気がよくなり、需要が高まり、消費者物価が上がる。
・悪いインフレ:景気で悪いままで、輸入物価が上昇すると、お金が海外に流出してしまうだけ。

デフレスパイラル
1. 消費者物価である最終消費財の値段が落ちる。
2. (景気が悪いと)価格が下がっても需要は伸びず、企業の売り上げが落ちる。
3. 企業の売り上げが落ちれば、利益が減る。
4. 企業は雇用や給料を減らす傾向になる。
5. 消費が減る。
6. 需給ギャップがさらに広がる。