徒然:おせっかいか、価値観の押し付けか。
この記事の後日談。
絶交に終わりました。
…淡い恋心は芽生えていました。これは認めます。けど、そこから発展することなく(つまり人の倫には外れず)、友人関係すら終わってしまいました。
仕事の話も合い、お互いのパートナーからは得られない知的な刺激もありました。
でも年齢差10歳。対等な目線になることはなく、上司と部下のような関係に。
逢えば指導やダメ出し。でもそれは私にもっと成長して欲しかったからだそう。
この関係に何を求めているのだ!?と詰問され、明確な答えが見つからず、さよならしました。
私も聞きたかったですね。そちらこそ私に何を求めていたのか。
結果論としてこれでよかったんです。
極めて優秀で、正しい。その明晰さと自分にだけ甘いギャップがよかったんです。けれど、明晰さは諸刃の剣で、
言われたことはどれも正論で、頭を垂れて頷くしかなかった。ただし、中には傷をえぐるようなものもありました。聞いているうちに「なぜここまで言われる必要があるのだろう」と疑問が芽生えてからは、付き合いが辛かったんです。
さよならを告げて、最後は「自分はお節介だった」と評されたけれど、価値観の押し付けにしか感じることが出来ませんでした。
ただ、毎日のようにメールし合って知的な刺激をもらい、少しの恋情もあって、それは楽しかったんです。
お互い紛れもなく、異性として意識していたのでしょう。
しばらくは本当に空虚な感じになりました。この年でこんな苦しいのは本当に勘弁だと思いました。
今は、この痛みが早く感謝に変わる日を待って、1年後を目途に再会したいと思います。
登り続ける自分を見せて、そして感謝の言葉を言えるように。