はったり日記

はったりだけで生きて来ました…。三十代半ばになって、自分の空っぽさにうなだれている残念女子の日記です。…そもそももう「女子」ではない。

徒然:夢の消化。ある意味昇華

f:id:w2tiawy:20180311124038j:image

3.11。色んな想いが去来する日であります。

 

最近、「夢」「夢」言っていますが、12月からある講座に通っています。

それは、編集やライティングの講座。

子供の頃から活字が好きで、「本を作るひと」になりたかった。

現実の自分はメーカーに勤務して、「ものを作るひと」になっている。

ライターや文筆業、編集に憧れ、実際に新卒の時に出版社を受けて夢散ったりも。

 

すでにプロとして独立している方がいる中で、自分の平凡さがよくわかりました。

うん。自分は「本を作るひと」にはなれないな、と。

本当は新卒の就職活動の際、全滅した時にきちんと消化させるべき夢だったと思います。

当時の自分は、「あ、理系の院卒は採らないか」とか「たった2社だし」とか言い訳ばかり。

本当は打率やバックグランドの問題ではなく、実力であり、熱意の問題。

実力不足や熱意が足りない点と真っ向から向き合っていなかった。

結果、漠然とした形で10年以上見る夢に。

12月に思い切って講座の受講を初めて、やっと自分の平凡さがわかった。40前にして本業の「もの作り」に専心しよう。

そこまで消化、昇華させることが出来ました。

それでも講座は楽しいけれど。

 

よく言われるけど「やれば出来る」はやらないから言えること。

やらない限りはずっと「やれば出来る」と思ってしまう。

ある意味、悲劇なのかも。だから人生の折り返し地点が見えて来た今、

勇気を持って取り組むしかない。

ずっと「やれば出来る」と思う悲劇や人生の浪費を避けるために。

 

3.11。急に未来を奪われた人がいる。人の数だけ夢があったと思います。

その人達の分も、とは決して思わない。それは驕りでしかない。

ただ、突如として未来を絶たれた無念を学び、真摯に自分の人生と向き合うこと。

夢と向き合うこと。

 

背筋を伸ばして、気張れ、自分。

 

f:id:w2tiawy:20180311120631j:image