仕事:ベストを尽くしたか?という自答にYESと答え続けられること。(誰の言葉かな…)
今の会社に勤めて10年強。
最近、お世話になった方、プロジェクトで一緒に戦った方、そんな方々が次々と定年を迎えています。
再雇用の希望を出す人もセカンドライフを満喫するひとも様々。まだまだ今の還暦は若いなぁ、と思います。
再雇用を希望しても叶わなかった人(言い方が難しいですが、会社が再雇用としてオファーした業務とのマッチングが叶わなかった方)を見てて思うのです。能力も体力も気力もある。なのに働く場所がない。勿体ない。
そんな人達を見ながら思うことは、まだまだ現役で働けることは幸せなこと。
いつの間にか中堅と言われる年代に差し掛かり、今ターニングポイントにいます。
私は、結婚もせず家庭も持たず、仕事もイマイチ。定年後この手に残るものって何だろう?と想像すると、胃を掴まれる気分になります。「完全燃焼した」と思って職業人人生を終えれない自分がたやすく想像出来るからです。
ここ数年は強烈な焦りがあって、自分が「置いていかれている」気分によく陥っていました。
何から?結婚・出産という女性の人生のライフスタイルから。昇進・昇格という会社人生のモデルケースから。人生を楽しんでいると笑顔でいえる充実感から。
でも「置いていかれる」のは、まだ自分が他者に評価軸を置いているからなんですよね。人生に「モデルコース」なんてないのはもう薄々わかって来ていること。「置いていかれる」焦燥の根っこにはもっと別のものがあるんです。
20年後、この手に残るものー後悔しか残らないかもしれない。
この数年は、そんな過ごし方に後悔した数年でした。この後悔の根本原因は、オンでもオフでもライフスタイルでも根っこは一緒で、多分
「成長実感のなさ」だと思います。
自分に非常に負荷がかかる環境でがむしゃらに頑張っていない。漫然と毎日を過ごしている。楽に流れて過ごしている。ひたすら怠惰に。手のひらから砂が落ちるように流れる毎日。あっという間に時間が過ぎていく。
40がもうそこに見えて来て、思い出す言葉があります。
「若い頃のように何でも糧にして成長出来る時期は過ぎた。
年をとったこれからは落ちていくだけ。それでも成長したければ、’努力’と’勇気’が必要」
新しいことに飛び込む勇気。そしてそれに食らいつく努力。
楽なフィールドで「流す」ような人生を送っていけば落ちる(堕ちる)だけ。それでいいと思えない自分なんです。だからこの断食期間中に考えていたこと。心が決まりました。
ベストを尽くしたか?という自答にYESと答え続けられること。
今日からは日々の取り組みの中で、この自答をしたいと思います。YESじゃない時は反省し、次回の自答ではYESを目指す。
新しいチャレンジをしてみようと思います。人生最大の投資であり、おそらく一番ハードなチャレンジ。周囲の人に言うか迷っています。でも言って追い込む方法もあるかな。
このブログでは、その挑戦の日々を少しずつでも記録していきたいと思います。