はったり日記

はったりだけで生きて来ました…。三十代半ばになって、自分の空っぽさにうなだれている残念女子の日記です。…そもそももう「女子」ではない。

読書:仕事の数字に強くなる!

最初、会計の本かな、と思ったらもっと幅広く数字について語られた本でした。日経BP

発刊。

データと情報の違いでわかりやすい説明だな、と思ったのが

「スリーサイズはデータ。それをもとにスタイルがいいというのは情報」

数字を見てどう解釈するかが大事、ですね。ネットが発達した今、数字を知っていることに価値はなく、そこに解釈を加えれることが価値になる。

 

■10のポイント

1.数字に関心を持つ。

2.自分に引き付けて考える。

3.数字を書いてみる。

4.数字の持つ「定義」を知る。

5.数字の「基準」を作る。(これは「解釈」する上で重要なことだと思います。)

6.読めなかった日の新聞は読まない。(数字は未来の分析のためで過去の数字に意味はないそう。)

7.数字と数字を関連づける。

8.自分なりの仮説を立てる。

9.将来の数字を予測してみる。

10.継続して数字を「定点観測」する。

 

■Tips

・生活の中でも数字を意識する。

アメーバ経営は小集団採算管理法。

時間あたりの採算=(1日の売上―経費(人件費を含まない))÷社員の総労働時間

・景気指標

GDP国内総生産)=民需(消費+投資)+政府支出+貿易収支(輸出-輸入)

・「自分」に関するデータ分析。データはまず疑う。鵜呑みにしないこと。

・ビックデータの定義:

既存の一般的な技術で管理するのが難しい大量のデータ群。(e.g.Amazonのリコメン、Googleの広告)

ビックデータの3V:Volume,Variety,Velocity(更新頻度と言う意味。)まぁここにValueも入って来ると思いますね、これからの時代は。

・データ分析を基に意思決定を行うデータドリブンの考え方。

縦軸:分析結果を受けたアクション 不明⇔明確

横軸:分析に有効なデータはあるか。 保有⇔不足

上記の4象限をマトリックスにして、田の字で(悪筆ですが、写真参照してください。文字だと図で表しにくい。)

左上:仮説構築スキル

左下:高度な分析&Tスキル

右上:仮説構築スキル&データ調整スキル

右下:データ調整スキル (→ちなみにこれが求められる日本型サイエンティスト。現場力*コンサル力)

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■共感の9つのSteps

1.Monitoring(観察する)

2.Data analysis(分析する)

3.Insight(本質を探る)

4.Objective(方針を定める)

5.Strategy(戦略を立てる)

6.Context(文脈を作る)

7.Contents(コンテンツを作る)

8.Connections(常につながる)

9.Conversation(会話をする)

1-3:Listen、4-6:Plan、7-9:Engage

心を理解byソーシャルリスニング+行動力を理解byアクセスログ解析=インサイト抽出

 

■説得力を上げる数字の磨き方

1.フェーズが変わった時はストレートに伝える。

2.既存のものの「凄さ」を発掘して伝える。

3.「盛りたい」願望を抑えて説得力を高める。(→これは非常に納得する!)

4.都合の悪い数字をぶつける。

5.あえて数字を隠す。

 

■損得思考

過去から未来へ

数字は正確に。会計思考 ⇔ 大雑把でOK。損得思考
1.比較の基幹を明確化。(過去は考慮しない)

2.比較案を複数設定する。(数が多いほど正しい意思決定)

3.比較案ごとの「収支」を比較(過去に払った費用は考慮せず)

・動かせる数字と動かせない数字を区別する。

・判断材料になりそうな数字は内訳をみる。

・動かせない数字の証拠は重要

※暗算する・価値判断に数字・単位当たり・フェルミ推定・SPI対策本を1冊こなす・割合・平均値は前年比をまず疑う。

 

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