読書:翻訳できない世界のことばと私。
話題の本、らしいですね。
書店で見つけて即購入してしまいました。素敵だなぁ、と。
言葉の可能性と人間の叡智を感じさせる本です。
最近、言語化能力が落ちているので、、この本で取り上げられている言葉をテーマにブログを書いて行こうと思います。
…久しぶりに実家に帰りました。田舎家の実家、未だにはりこの小さい頃~大学生の頃の賞状が座敷に飾ってあります。
賞状は、そろばんとか習字とか田舎の小学生がやっている習い事がほとんど。(特に習字はトロフィーもあります。清書のバイトとかに活きました。)
そして作文もうまい子供だったのかもしれないですね。
高校生の頃、「二十歳の原点」という本の読書感想文で県最優秀を取りました。当時17歳の自分は二十歳で亡くなった作者が紡ぐ強さ、脆さと危うさの世界にちょっと耽溺していました。
二十歳になって本書を読んで、改めて著者の知性と、そして命を奪う原因になったであろう、時代の潮流の中で揺れ続けた自意識にやっぱり深く感じ入るものがありました。
そこから10年以上過ぎて、自分自身どんな言葉を紡いできたのでしょうか。
私は文筆業でもないし、必要もありません。私の文章を読みたい人なんてあまりいない。そして何より命を賭して訴えたいものもありません。
でも多分、自分の内面を正確に語れない、語る努力を辞めたら、待ち受けているのは張りぼての人生のような気がします。
…まぁ、相変わらずの散文で、若干自意識過剰気味ですが、どうぞお付き合い下さい。