はったり日記

はったりだけで生きて来ました…。三十代半ばになって、自分の空っぽさにうなだれている残念女子の日記です。…そもそももう「女子」ではない。

読書:40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れの人

 

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世間はゴールデンウィークです。…いえ。私も連休楽しんでいます。食べて飲んで読んで運動して…、5月中旬に海外行くためたまに仕事。

 

ビジネス書らしいセンセーショナルなタイトルですが(笑)、中年からのキャリア論です。

 

◆自分のものさし

一般的な「転職の成功」とは「年収アップ」「役職アップ」「会社の知名度アップ」ですが、これらすべてを満足する転職は40歳以降はなかなか難しい。そんな中で、40歳以降が転職で持つべき視点に、働く上で自分の心が満たされることは何なのか、自分がいかに機嫌よく働き続けられるか、という問いを持ち続けることがあるとのこと。自分自身で定義すること。今後の生き方に、自分のものさし、他者との比較ではなく絶対的なものが必要なのは、転職に限らずいえることだと思います。

 

◆「子ども」の転職からの脱却

自分を良く知ってもらいたいと思うならば、まずは相手(会社)のことを良く知ることが大切。

大人の転職「HPを拝見して、御社はこのような強みで、今後このような戦略で業績拡大していこうと考えられているのではないでしょうか。私なりに勝手に考えてみました。間違えていたらすみません。」

子どもの転職「私はこれとこれをやって来ました。採用して下さい。給料はいくら欲しいです。」

…つまるところ大人の転職作法とは、人間関係の構築の仕方にも通じるものがあると思います。

 

インディペンデントコントラクター

専門スキルを持った個人事業主としてキャリアを構築すること。会社を辞める必要はなく、自分の仕事の「契約内容」や「成果」「価格」といったことを考えることで仮想的に挑戦を始めてみる。これにより働き方のスタンスを自律的なものに切り替える。なるほど、と思う点ですね。社会の中での自走性が大事で、キャリアを自律的に考える。これからの年齢で考えていかなければならないと思います。本では「己の才能に対して失礼な生き方をしていないか」と問うこと、と。まぁ、そもそも自分に才能ってあるの?って思ってはダメなんですよね。20年弱積み上げてきたキャリアの中、自分の何に対して対価を得て来たかを深堀している年代になって来たと思います。

 

◆ポータブルスキル

専門性に加えて持つべきポータブルスキルとして、「仕事の仕方(いわゆるPDCAです)」と「人とのかかわり方(コミュニケーションスキルです)」を軸に定義されています。自分のキャリアの棚卸の際に使える軸だと思います。例えば、なぜこのプロジェクトが成功したのか?なぜ成果があげられたのか?この理由付けポータブルスキルの軸で見て行くことですね。

 

40にして惑わず。。。まぁ、、そんなことはない、生涯惑い続けるだろう…と、最近齢を重ねた私は思うのです。