MBA:意識高い人と意識高い系
MBAをどう活かすか…?日本のMBAホルダーの中でこのテーマで語ったことがある人は多いと思います。
私は転職しようとして慰留で翻意しているのですが、MBAを評価する企業からのスカウトは受けやすくなっています。
私はMBA取得のことを会社には言っていません。上司にも近い同僚にも言ってはいないのですが、MBA取得を知る人から会社に言えばいいのに、とは薦められています。
でも、言っても「意識高いんだね」で終わってしまうのがウチの会社。
褒めてもらいたくて取得した訳でもなく、
昇進や昇格のきっかけにしたかった訳でもなく。
ただ勉強したかった、人脈も作りたかった。
出来れば、経営層への転職も今後考えていきたい。
MBAへのチャレンジの理由は人それぞれですが、チャレンジに対する情熱と努力とそして一種の犠牲も払いながら取り組んだ3年を、「意識高いね」と若干揶揄も含みながら言われるのがちょっと嫌なんですね。
意識は高いに決まっている。
人がだらだらとしている時に土日は1日16時間も文献や資料見て、レポートやディスカッションしてたんです。平日も4時半に起きて出勤前に30分だけでも1時間だけでも、とやっていたんです。国内MBAではなく米国MBAは語学の壁もあり、それはそれでハードでした。こんなの意識高くないと出来ないです。それは自分の成長への意識と学びへの意欲です。
意識高いね、と意識高い系だね、はニュアンスに雲泥の差があると思っています。でも意識高いね、もあまりいい意味では使われないのが現状。私は他人のチャレンジに対してはこの言葉は絶対使わずリスペクトの気持ちを示そうと思います。その行動力と努力はどんなチャレンジに対しても敬意は払われるべきだと思うんです。
まぁ実際は意識高い「系」と言われたことはありません。もしそう言われた場合は、普段の自分の行動や実力がMBAホルダーという期待値に見合っていないものだと自分を戒めようと思います。