はったり日記

はったりだけで生きて来ました…。三十代半ばになって、自分の空っぽさにうなだれている残念女子の日記です。…そもそももう「女子」ではない。

読書:「すぐやる人、ぐずな人」その2

昨日の続き。プレジデント「すぐやる人、ぐずな人」の後半のサマリーです。

<やる気スィッチ>
→集中力分散型へ
・朝一番は、最も気持ちの乗りやすいものから初めて勢いをつける。
・ふせんで時間割化
・好きな業務で一日を終えると、面倒に感じる業務の倦怠感が薄らぎ気分よく仕事を終えられる。
・おへそを意識して、お腹をへこませると背筋が伸びる。背骨は第二の脳。重要な神経が多数通っている。
→熟考スロー型へ
・着手とデットラインの二つの締め切りを設定。
・考えがまとまらない時、タイマーを5分セットし、頭の中に流れてくる言葉を思考スピードのままノートに全部書き出す。(堂々巡りがわかる。)

・目標をどうとらえるかで、成長・やる気・パフォーマンスが大きく変わる。
・課題目標志向と自我目標志向か、絶えずチェックする。この割合は一定ではない。(でも成果思考などはEGO GOALになった方がいいのでは。)
・課題目標(TASK GOAL)志向
 能力の向上に関心を持つ行動する。
 努力を重視する。
 プロセスを重視する。
 新しい知識・技術の習得を目指す。
 技術の進歩・拡充を目指す。
 能力の高低にかかわらず、自信が低下しても挑戦していく。
 失敗を成功の情報源と考える。
 指導者をよき導き手を考える。
・自我目標(EGO GOAL)志向
 成績・評価を考えて行動する。
 結果・成果・優劣のみを重視する。
 能力の枠内で行動する。
 他社との比較を重視する。
 能力は生まれつきのものと考えている。
 自信が低下すると挑戦を避け、無力感に陥りやすい。
 失敗を低い能力の証拠として捉える。
 失敗を低評価の情報とし、不安を喚起する。
 指導者を評価者・判定者と捉える。

<やる気の科学>
ドーパミン(快感・喜び):さらに大きな快楽を欲する。「もっとやりたい」プル型のモチベーション。
ノルアドレナリン(不安・恐怖・怒り):集中力を高めて臨戦態勢。「やらなければならない」プッシュ型のモチベーション。
セロトニン(精神の安定・意欲):落ち着き、平常心。「やめたくない」持続的に目標達成に挑む。

<部下のやる気スィッチ>
1. 成功確率50%もしくは前回実現した成果の10%ほど高い目標設定をする。
2. 実現に向けたプロセスを提示する。強制でも構わない。この程度の目標なら部下も「出来そうだ」と考え、ノルアドレナリンが分泌されやる気スィッチが入る。
3. 2が達成されたら、一段上の目標に挑戦させる。
4. 達成されたら高揚感が高まり、脳内ではドーパミンが分泌され、プル型のモチベーションがアップする。
5. この繰り返しで自己成長。

後半といいながらもうちょっと続きます。

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