読書:月に照らされる道
モーンガータ。スウェーデン語で「水面にうつった道のように見える月明り」だそう。
詩的、ですねぇ。
私はこれまでの人生で一度もモーンガータをみたことはないですが、見たら多分目を奪われて色んなこと考えると思います。
月明りって言葉では優しい印象を与えますが、どきっとするような光景ですよね。
仕事でままならない時、理不尽にダメージを受けている時、「やけに明るい夜だな」って見上げた空には美しい満月。
太陽の光と違って、そのさりげなさにちょっと応援されている気になりませんか?
そんな月明かり。水面で道のように見えたら…、なんか自分に都合がいいメッセージとして受け止めてしまいそう。
「我が道を行け」
「明日はいい一日」
「Everything goes well」
「思うがままに」
なんてね。
ベランダでビール片手に、月をじっと眺めて「明日もぼちぼちやるかぁ」ってつぶやきながら一日を締めるんです。
ね、素敵でしょう?
あ、写真は日の入りです。私のふるさとの。
夕暮れの太陽が、水面に道を作っている?写真では。モーンガータではないけど、対応するスウェーデン語、ありそうですよね。
次回は、「サマル(アラビア語)」です。