読書:ウドウロク。黒有働?苦労道?
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有働アナのエッセイが文庫になっていたので購入。
NHKにとどまっていれば「女性初の」の枕詞がつきまくる日本ナンバーワンのキャリアウーマンとの呼び声高かった有働さん。
組織を出てしまった。
その決断の軌跡のようなものが知りたくて購入。
自分自身も40を前にやりたいことがやれる職場を求めるか考えているため。
結論からいうと40代半ばからの日々が綴られている。率直に。時に赤裸々に。
章ごとにあまりまとまりがなくエッセイ集としてはこなれた感じがないこの有働さんのエッセイ。重版になっているのは有働さん人気の証だろうなー。
・「素を全てわかってもらうには色彩が淡い若人のみの特権。よくも悪くも年月を重ねる中で、心身ともに色濃く沈殿してしまっている私たちに、そのチャンスは限りなく薄い」→そうだ。ありのままで受け容れてもらえる年代は過ぎた。他人にどうみられたいかをセルフプロデュース出来ないと…。
・個性は相手が感じるもの。客観的に自分をとらえることが大事。
そう、、、。最近自分が「痛い中年」なんなじゃないか、と不安に思うことがある。
その話はいずれ、また。
<コメント>
(買ったと想定した場合の)定価分のリターン:★★★☆☆
(本の良し悪しを論ずるものではなく、自分自身の読書傾向の振り返りに使います。)
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