読書:37歳からのルール
このテの本はよくある。明確にその年代をターゲットにした指南書。
100のルール。身に染みたものを列記↓
・必死に食らいつく。挑戦。
・腹をくくる。不平を言っても解消されない。
・自分が変えてやるという心意気を持つ。
・老け込むな。40代が一番面白い。
・楽天家であり続ける。
・デスクはシンプルに。仕事もスマートに。
・今のポジションよりひとつ上の視点で取り組む。
・自分が会社を動かしているという自負を持つ。
・うまく報告して、上司をコントロールする。
・上司を本気で支える。(先に支える。)
・やってみせて、やらせてみせる。
・大先輩を大事にする。
・Give and Give and Give。発信する。
・上にあがりたければ下を育てる。
・年収比較しない。
・小さいことでも負けない努力をする。
・今からでも親孝行。
・「あなたは何が出来るか?」の質問に答えを持つ。
<コメント>
(買ったと想定した場合の)定価分のリターン:★★★★★
(本の良し悪しを論ずるものではなく、自分自身の読書傾向の振り返りに使います。)
仕事 : 本当に惜しまれて去るひと
同僚が退職する。その選択はかなり意外で、仕事も充実しているんだと思った。
実際、いろいろ悩みながらも、でも充実し、そしていい条件のオファーを受けて、転職する。
自分自身も退職しかかっていたのに、、、受け手となるとぐっとくるものがある。
出来ればずっと同じ会社で働きたかった。会社になくてはならない人って自分でも思うがいうほど多くない。
だからこそ、本当になくしてはならない人だった。実力と人望が厚い人だった。
時間がないので急きょ「電子寄せ書き」を準備。無尽蔵に記載出来るので、ものすごい速さで全社に拡散。
寄せられたメッセージは退職を惜しむものばかり。
実績と人望に裏打ちされた寄せ書きだと思う。
頑張れ、同僚。新しい会社での輝かしい未来を応援しています。
読書:「言葉にできる」は武器になる
話題の本です。
電通のコピーライター梅田悟司さんの本。実用的な本でした。
<エッセンス>
・言葉は思考の上澄みに過ぎない。
・伝わり方は人間性の評価につながる。
・「内なる言葉」を正確に把握すれば、「外に向かう言葉」は自然と磨かれていく。
・言葉にできない=言葉に出来るほど考えられていない。
・「自分は今内なる言葉を用いて思考している」と認識し直す→
考えを前に進める。過去の記憶を思い出す。
・自分の価値観や思考→発するあらゆる言葉に影響を及ぼす。
<言葉を深化させるステップ>
1.頭の中にあることをひたすら書き出す。
2.「T字型思考法」で考えを進める。連想と進化
3.同じ仲間をグルーピングする。
4.足りない箇所に気づき、埋める。視点の拡張
5.時間をおいて、きちんと寝かせる。客観性の確保
6.真逆を考える。逆転の発想
7.違う人の視点から考える。複眼思考
<コメント>
(買ったと想定した場合の)定価分のリターン:★★★★★
(本の良し悪しを論ずるものではなく、自分自身の読書傾向の振り返りに使います。)
徒然:スポーツの力
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スポーツの力。使い古された言葉だけど、いい言葉だと思う。
オリンピック、羽生選手金メダル。おめでとうございます。
日本中が応援し、勝利に歓喜し、そして力をもらったと思います。
勿論、私も。ありがとう。
「日本人ってメンタル弱いから~」と居酒屋でおじさん達がしたり顔で評論していた。
その言い方の是非はおいても、特殊な場の緊張感は選手の本来の力を失わさせる。
勝つためには、100ではなく130%の力が出せるように練習する。
最大の力を発揮する通過点に勝利のポイントがある。なので少しの不調は余剰の30%でのみこめる。
これを体現した羽生選手だったと思う。類まれなるメンタルの強さ。勝利への冷静な計算。「圧巻」「比類なき」「圧倒的」「絶対」そんな形容が似合う日本一の男。
徒然:根拠なき上から目線への対処法
根拠なき上から目線、と書いておきながら、
根拠「ある」上から目線も嫌なものだし、
そもそも上から目線の人に対して「根拠なき」と断罪している自分も、そんな人と同種だな、と自嘲交じりに思う。
対処法なんてたいそうなものはなく、
「みっともないなぁ、反面教師にしよう」とか
「根拠なき、と思われている時点で痛い人だ」とか
「憐れみ系」の呟きを心の中でするけれど、その時点で自分も同じ土俵に乗ってしまっている。
上から目線にも素直に「すごいね」と思える謙虚さ、無邪気さこそが、本当の賢さかもしれない。
人間の感情の「総量」は決まっていて(すなわち健康寿命)、それらは喜怒哀楽の喜や楽に使いたいもの。
賢い人の謙虚さは何にも勝る人生の武器だなぁ、と思う3連休の午後です。
読書:デッドライン仕事術
表紙にある通り、「全ての仕事に締切日を入れよ」
これがキーメッセージです。
うん。そう。
■全体
・一日分の仕事の優先順位で悩むのは無駄。すぐに手を付ける。
・能力差は効率upで逆転可能。(でも能力がある人は効率的なんだよなぁ。)
・仕事のスピード=判断のスピード。
・迷っているならやってしまえ。複雑な問題はブレイクダウン。
・デットラインの基本は「明日」。どんどん前倒しする。
・仕事は発生した瞬間取り組むことで一番効率が上がる。
■効率的な会議
・プロセスまですべて情報を共有化することで、現場の判断力を上げる。
・会議で取り上げるかで悩まない。
・ブレストなどせず、担当者に徹底して考えさせる。担当者は「結論」まで準備して会議に諮る。
・最初は無理して多くのデッドラインを設けない。ただし会議で作ったデッドラインは徹底的に守らせる。
そして、タイムマネジメントの本かと思いきや、
リーダーシップに関する記述が印象に残ります。
中でも、、、
■若いうちに「上」に不満をぶつけるようでは、自分が「上」にたった時、
まともなリーダーシップが発揮出来ない。
徹底したフォロワーシップから強いリーダーシップが生まれる。■
これは、上司とうまく行っていない自分には耳に刺さる。
<コメント>
(買ったと想定した場合の)定価分のリターン:★★★★★
(本の良し悪しを論ずるものではなく、自分自身の読書傾向の振り返りに使います。)